2018年6月10日(日)、東京で「BLACK OUT!」という即売会イベントへ行ってきました。爬虫類系即売会イベントといえば、日本最大規模の「ジャパンレプタイルズショー」や「東京レプタイルズワールド」が有名ですが、「BLACK OUT!」は東京・埼玉・大阪・京都など各地でイベントを開催されています。もちろん、お目当てはヤドクガエル。事前に発表された出展予定リストをチェックしておいて、実際に個体を自分の目で確認して購入するかどうかを決めます。とはいえ、見ちゃうとやっぱりどうしても欲しくなっちゃうのが人情ですよね!笑
ビバリウム関連記事目次
順番に記事を読みたい方のために、時系列の目次を記載しておきます。
即売会イベント「ブラックアウト!東京」
昆虫・爬虫・珍獣フェア!!BLACK OUT!
公式サイト・スタッフTwitter・公式Instagram
開催日程2018年6月10日(日)
開催場所:東京都立産業貿易センター台東館6F・7F
ベントリヤドクガエル飼育開始
地上棲中型種のコバルトヤドクガエルを飼育しながら、樹上棲小型種を狙っていました。憧れるのはバリアビリスヤドクガエル(Ranitomeya variabilis)ですが、繁殖も容易なベントリヤドクガエルに照準を絞ります。佐賀の「フロックガーデン・テリビリス」さんよりセミアダルトサイズのベントリヤドクガエル”ブラックウォーター”3匹を購入。
和名:ベントリヤドクガエル
英名:Reticulated poison frog
学名:Ranitomeya ventrimaculatus(ラニトメヤ・ベントリマキュラータス)
体長:約2cm
分布:南アメリカ・フレンチギアナ・ブラジルなど
かつては「アマゾンヤドクガエル」と呼ばれていた小型樹上種の代表的存在。丈夫で多産なのでヤドクガエルの入門種とされる。地域によってストライプのベースがイエローやオレンジ、レッドなどの差があり、生息地域や周囲の河川の名前がモルフ名となっている。よく知られたモルフ(品種)として”ブラックウォーター(Blackwater)”や”イキトス(Iquitos)”、”リオ ナポ(rio napo)”など。
参考:wikipedia/Reticulated poison frog(英語)
ベントリヤドクガエルフォトギャラリー
ベントリヤドクガエル用として30*30*45cmケージをセッティングしていたのですが、立ち上げ直後のビバリウムに生体を入れるのはリスクが高すぎるので、既に立ち上がって好調な60*45*60cmケージにとりあえず入れて、コバルトヤドクガエルと同居させることにしました。
小型種ラニトメヤに属し、アダルトサイズでも約2cmしかない。撮影日:2018年6月10日
大きなケージに小型種を入れると、隠れてしまうとどこにいるのかわからないことも。撮影日:2018年6月14日
環境に慣れてくると、人影を恐れず表に出てくれるようになってきた。撮影日:2018年6月15日
木陰では、カラフルなストライプ模様が浮き上がって見えます。撮影日:2018年6月20日
導入から10日間経ちました。ビバリウム内を元気に飛び跳ねる様子が観察できます。撮影日:2018年6月20日
謎の美脚アピールポーズ?笑 撮影日:2018年6月20日
小型種ですが、キラキラ輝くような体色と活発な活動で、存在感があります。撮影日:2018年6月20日
やっぱりカエルは緑の上が一番画になりますよね。ケスネリア “マルモラータ ティムブロウマン”(Quesnelia “marmorata Tim Plowman”)の上で。撮影日:2018年6月20日
ホマロメナやハイゴケと比べると、ベントリヤドクガエルの小ささが分かります。撮影日:2018年6月20日
ガラス面を器用に登っていきます。撮影日:2018年6月20日
このミニサイズでも、ぐいっと胸を張るポーズをするのが可愛らしい。撮影日:2018年6月20日
60cmケージに入れるとベントリヤドクガエルはすぐに隠れて行方不明になってしまい、大きなビバリウムに入れたことを後悔しましたが、数日して落ち着くと人が居ても前面に出てきてくれるようになりました。ベントリヤドクガエルも時折鳴いているので、調子が良いならこのままのケージで暮らしてもらおうかと考えています。ベントリヤドクガエルは1年足らずで出産可能となるくらい成熟が早いので、ぜひ繁殖を狙っていきたいですね。
ツイッターやインスタグラムにも随時ヤドクガエルの写真をアップしているので、そちらもよろしくお願いします!

当サイトの画像・動画・テキスト等の無断転用は禁止します。
撮影依頼/取材依頼/被写体モデル応募/お問い合わせ/記述に誤りがあった場合などは、メールフォームからお知らせ下さい。
この記事へのコメントはありません。